親子で農業体験2022 レポート
伊自良ファーム横山さんのご協力のもと、田んぼの体験キャリア教育を開催しました。
健康ヒーロー達の健康講座や防災食などの昼食もある盛りだくさんのプログラムです。
- 1回目 田んぼについて & 手洗い・アルコール手指消毒
- 2回目 田植え(手植え)& 経皮毒って知っていますか?
- 3回目 光と体内時計で快適睡眠 & 草引き
4回目 足爪の切り方と靴の履き方 & 生き物観察 (都合により中止)- 5回目 収穫 & お米の魅力再発見
- 6回目 防災講座 & 足爪の切り方と靴の履き方 & わらで工作
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1回目 田んぼについて&手洗い・アルコール手指消毒
「お米になるまで」の講座 講師:横山太一
公民館で田んぼとお米ができるまでの流れを学びました。
生長観察ができるこれからの6回が楽しみになりますね。
農園見学へ行きます。
公民館から農園まで、大人の足で徒歩5分の距離です。
移動中も横山さんから、柿渋や生き物の解説を聴きました。
柿渋は、この地域の特産です。
1回目なので、子どもの動きに合わせてみました。
そしたら、長いこと長いこと…本気の道草をしてみたよ。
植物を見たり、段差で遊んだり、虫を追いかけたり、木の実を拾ったり…
大人の視界では目に入りにくい地面に近い世界。
オモチャはなくても自然の中から自然に遊びがうまれるのは、子ども達の素晴らしい才能です。
農園に着くと、広大な田んぼが広がります!
植物の話、稲の成育の話など、
スタッフも真剣に学びます。
あ、あそこに何かいる!
どこどこ⁈
目の前に猿の群れが現れました。
周辺に生息する生き物たちの生態の話もありました。
田んぼの中を見てごらん。
生き物の足跡があるよ!
何の動物かわかるかな?
シカの足跡でした。
横山さんの話はおもしろい!
大人たちも楽しい。
子ども達は自由に遊ぶ。
街の中では、絶対に味わえない体験がいっぱいです。
体験イベント用に、田んぼをご用意いただきました。
実際に見ると広い!
ココで、1家族ごとに1区画をお借りして、田植えや成長を観察します。
楽しみですね。
公民館へ戻るのも、本気の道草。
私は、集団の後ろから見守り隊です。
親子達が、道草しながら自由に歩く姿を見て、このイベントができた事の感動が込み上げてきました。
泣くかと思った。めっちゃ幸せを感じました
健康プチ講座「アルコール手指消毒」 講師:中村政幸
公民館に戻って、環境レンジャーの健康プチ講座です。
「アルコール手指消毒」 講師:中村政幸
今はどこでも、アルコール消毒をする事が当たり前になりました。
はたして、アルコール手指消毒を正しくやれているだろうか?
中村さんから講話。
正しい消毒方法を解説していただきました。
子どもと一緒に「親がキチンと正しい情報を学ぶ」が目的です。
菌についてのアレコレが子どもには難しくても、親が理解できればOK。
子ども達には正しく消毒することが伝わればOK。
昼食前は手洗いをして食中毒予防です。
食レンジャーの高山から、
手洗いチェッカーを使って、手洗いの実践です。
汚れに見立てたクリームを手につけて、実際に手を洗ってみます。ブラックライトで光る部分が、汚れの洗い残しになります。
上手に手洗いができているかな?
目で見て、残っていれば手洗いをもう一回!
汚れの落ちにくい所がよくわかるね。
アルコール手指消毒の実践もしました。
中村さんと一緒に、塗り広げ方をやってみましょう。
一人一人確認しながらできました。
昼食は手作りおにぎり(食レンジャー:高山、川口)
手がキレイになった親子から、「おにぎり作り」です。
感染対策をして、親子ごとにグループで行います。
三角ににぎれるかな?
具は何を入れる?
梅、ツナマヨ、鮭・・・
お米を味わう昼食なので、おかずはおまけです。
- サラダチキン
- きゅうりの塩昆布和え
- 豚汁
お腹いっぱいになれば、子ども達は外で自由に走り回わります。
元気いっぱいです。
こんな感じで、半日イベントさせていただきました☆
参加者達から「楽しかった!」っと、たくさんの感想をいただきました。
やってよかったです。
2回目 田植え(手植え)& 経皮毒って知っていますか?
暑いくらいの晴天に恵まれ、ついに田植えの日です!
昼食の仕込み(食レンジャー:高山)
田んぼに行く前に、昼食の仕込みです。
食レンジャーの高山から、防災食のパッククッキングの解説です。
災害時の、停電と断水を想定したご飯作りです。
専用のビニール袋に、食材を入れて、真空にします。
あとは、鍋でグツグツ煮るだけ。
親子で協力して真空パックにしていきます。
空気を抜くのがポイントです。
いざという時に思い出してほしい。
田んぼへの道
横山 太一さんの案内と環境の解説付きで、緑のトンネルをくぐります。
栗の花のにおいがする。
木陰は涼しい。
田植え体験 講師:横山太一
農地に到着すると、
横山さんから、田んぼと田植えの解説を受けます。
1回の苗の本数の目安、植える感覚の目安、植えるときの指の使い方など。
さぁ、やってみよう!
1家族1区画のマイ田んぼに、いざ!
ズボンを捲り、泥の中に足を踏み入れます。
ヌルっと、ズボッと、ヒンヤリ。
足の裏に石が当たると、足ツボ並に激痛です。
足が抜けない、動けない…
足からのいろんな感覚が味わえます。
入ってしまえば、無心に手植えです。
真っ直ぐに植えていくのは難しい…
曲がっても、間隔にバラつきがあっても、手作業の愛嬌ということで。
フリーの田んぼは、隊員達で植えました。
子どもたちは泥んこまるけ。
稲の生長が楽しみですね!
1区画を1家族で、1時間くらいで完成しました。
昔の人は全て手作業だったので、すごいですね。
大人たちは、足腰が痛い。運動不足に反省…
体験は楽しい。これがお仕事になると大変だ…
日差しは暑かったけど、強風と、泥のヒンヤリ感で、快適に田植えができした。
ココから、元気に生長していくのを見守ります♪
楽しみだ!
帰り道も緑のトンネル
親子で泥んこまるけの帰り道。
虫かご持参で、昆虫やカエルなど、いろいろゲットした様子。
満足げな子ども達の顔が印象的です。
健康プチ講座「経皮毒って知ってますか?」 講師:篠田翼
公民館に戻り、泥を落としたり、着替えを済ませたら、健康プチ講座です。
「経皮毒って知っていますか?」 講師:篠田翼
皮膚から、いろんな物質を吸収します。
身の回りのいろんなところに、化学物質が使われていることを知っておきましょう。
真面目に聴くと、けっこう怖い内容。
大人がきちんと知って、理解できればOKです。
生活の中で気をつけていきましょう。
クイズも入って、親子で楽しめました♪
みんな田植えで疲れて、講座の内容は入ってるかな⁈
(By 篠田)
昼食は防災食
朝から子ども達が「今日のお昼ご飯なぁに?」と楽しみにしていたお昼ごはんです。
パッククッキングで、炊き込みご飯と切り干し大根サラダを親子で作りました。
真空にして湯煎で煮ると、ごはんが炊き上がります。
災害時に、もしガスや電気が止まっても、カセットコンロと鍋があれば、炊飯器がなくてもごはんは作れます。
大人達が感動してました。
ビニールのまま、器にかぶせて食べます。
・飲料水を極力使わない
・食器も汚さない
災害時に押さえとくワンポイントを兼ねた昼食でした。
田植えを頑張った後のご飯は、美味しいね。
満腹になり、子ども達は復活!
外で走り回ったり、シャボン玉をしたり、フリータイム。
子ども達の元気は泉のように湧いてきますね。
田植えの振り返り 講師:横山太一
横山さんから、田んぼの解説がありました。
お茶碗1杯分は、2束の稲くらいだそうです。
あの苗10本くらいから、1人分のご飯ができるんですね。
大地の恵みと、農家さんへのありがたみを感じました。
自分達が植えた稲が、どれくらい生長していくのか、楽しみです♪
3回目 光と体内時計で快適睡眠 & 草引き
ずっと雨予報でしたが、公民館に到着してみると、霧雨くらいになってきました。
晴男、晴女たちです。
健康プチ講座「光と体内時計で快適睡眠」 講師:仁科善光
今日のプログラムは、健康プチ講座からスタートです。
「光と体内時計で快適睡眠」 講師:仁科善光
睡眠レンジャーの仁科さんから、これから夏休みに向けて、快適睡眠のお話です。
子ども達と仁科先生のかけあいが楽しい。
ポイントは「光」「朝食」「生活リズム」です。
正しい睡眠の取り方が、生活リズムを作ることや成長につながります。
子ども達に向けて、親さんに向けて、それぞれにわかりやすいお話でした。
大人達から質問がたくさん出ました。
睡眠への関心が高い証拠ですね。
世の中に睡眠に関するウワサが多くあります。
ホントかウソか⁈
わかりやすく解説いただき、みんな「なるほど〜」でした。
睡眠の大切さ少しでも伝わったかな?
草引き 講師:横山太一
今日は、「草引き」です。「草引き」は、いわゆる雑草取りです。
これも、稲を育てるには大事な仕事です。
さぁ、身支度をして、農地へ移動しましょう。
霧雨の中、歩いて約5分。
農地へ到着です。
一面、緑のじゅうたんのような田んぼが広がっています。
1か月で稲は2倍くらいに伸びていて、植物の生命力を感じますね。
横山さんから、稲と雑草の見分け方を教えてもらいました。
稲以外の水草や雑草が生えていると、稲にとって問題があります。
栄養分が、他の草に取られてしまうので、取り除くことで稲に栄養を集中させることができます。
また、他の雑草が密集していると、風の通りが悪くなり、カビの発生につながるそうです。
さぁ、自分の田んぼの草引き開始です。
カッパを着て作業します。
ところが、子ども達は15分くらいで飽きてしまったようです。
虫を取りに行ったり、遊びにいってしまいました。
声をかけても戻ってきてはくれません…
残りは大人たちが頑張るしかありません!
横山さん曰く「手植えした農地は、機械では手入れできません。稲の間隔がバラバラだし、並びが真っすぐではないので、機械を入れれないんです。手でやるしかありませんので、がんばりましょう!」っと、大人たちにエールをくれました。
無心で作業していると、いろいろなものが見えてきます。
稲しか植えてないのに、こんなに雑草や水草がどこから生えてくるのか⁈
あまりの多さにビックリです。
きっと土の中、水の中に命の種がいっぱいいたのでしょう。
水中には、オタマジャクシがいっぱい泳いでいます。
水面には、アメンボやバッタ、名前がわからない虫がたくさんいます。
横山さん「農薬を使っていないので、年々オタマジャクシとホタルが増えてますよ」
生き物たちにも、良い環境なんでしょう。
4回目は「生き物観察」なので、楽しみですね♪
Before(作業前)
他の草がボウボウで、稲との見分けがつきません。
After(作業後)
稲と稲の隙間に水面が見えるほど、スッキリしました。
昼食は防災食
公民館へ戻って泥を落とし、着替えを済ませたら昼食です。
昼食担当は、食レンジャーの高山です。
せっかくなので、防災食を知ってもらおうと、1〜4回目の昼食は防災食にしています。
災害時に不足する栄養素は、ビタミン・ミネラルです。
なぜなら、野菜不足になりやすいからです。
だから、備蓄食にオススメなのは野菜ジュースですよ!
賞味期限が切れる前に、時々消費するローリングストックで、備蓄していきましょう。
今回は、日本栄養士会の「栄養ワンダー2022」に参加したため、野菜ジュースとキウイフルーツの協賛をいただきました。(認定栄養ケアステーション)
隊長の高山が、田んぼへ出かける前に仕込みをしていきました。
野菜ジュースのチキンライス(炊飯器使用)
キウイサラダ(具もドレッシングもキウイ入り)
子どもたちの「いただきます」の号令が可愛かった。
次回、8月28日は「生き物観察」&「足爪の切り方・靴の履き方」です。
4回目 生き物観察 & 足爪の切り方・靴の履き方講座
都合により中止
次回は、10月9日(日) 「収穫」&「お米の魅力再発見!」です。
5回目 収穫 & お米の魅力再発見!
今日はついに収穫の日!
あやしい空模様ですが、開催することにしました。
お米づくしの体験イベントです♪
工作「ペットボトルシャワー」 講師:高山菜々子
災害時も使える簡単工作から開始です。
高山菜々子(管理栄養士、日本栄養士会災害支援スタッフ)
空のペットボトルを、1人1本ご用意いただきました。
キャップに画鋲を刺して穴をあけるだけ。
ボトルに水を入れれば、簡易シャワーになります。
常時は子ども達の水遊び道具ですが、
災害時には、手洗いや食器洗いをする時の便利グッズになります。
画鋲の針でケガをしないよう注意して、
各々で気をつけながら、好きなだけ穴をあけてもらいました。
炭酸飲料のキャップは2重構造で丈夫だから、刺すのに苦戦。
お茶やジュースなどのキャップが、刺しやすいです。
これに水を満タンに入れて、今日の田んぼへ持って行きましょう!
健康プチ講座「お米の魅力再発見!」講師:川口朋子
食育の専門家、川口朋子さんからお米の講座です。
お米の国内生産や栄養など、お米の魅力を存分にお話しいただきました。
農家の横山さんがこの講座に合わせて、数種類のお米を用意してくださいました。
4つの品種を炊いて、食べ比べです。
よく見ると、色・大きさ・味などが少しずつ違います。
参加者の人気投票では
「コシヒカリ」と「LGCソフト」という品種が人気でした。
ご飯とくれば、みそ汁でしょう。
オリジナルのみそ玉づくりもしました。
味噌に、海藻や野菜の干物を混ぜ合わせ、ラップで団子状にします。
食べる時にお湯を注ぐだけの、インスタントみそ汁になります。
昼食 白ご飯、みそ汁、旬の野菜
お昼ご飯は、さっきの白ご飯と手作りインスタントみそ汁。
農家の横山さんが、とれたて野菜を差し入れしてくださいました。
隊長の高山と朋子さんが、即席でおかずを作りましたよ。
お米の魅力を学んだから、白ご飯がおいしいね♪
収穫 講師:横山太一
ついに、収穫の時。
あいにくの雨になってしまいましたが、雨具を着て準備万端にして、田んぼへ出かけます。
遠くに見えるタープの下では、横山さんが待ってますね。
横山さんから、稲の成長と収穫方法を教えてもらいます。
鎌には鋭い刃がついているので、子ども達が手を切らないように、持ち方と鎌の動かし方を教えていただきます。
実際に、刈り取る様子も見て、いざチャレンジ!
みんなケガをすることなく、上手に刈り取り出来ました!
やはり、子ども達は途中から飽きて、遊びに行ってしまいました(笑)
残りは、大人達が黙々と刈り取り作業です。
でも、これが苦ではない。(腰は痛くなりましたよ。)
稲穂の成長力に感心したり、近くにはバッタなど虫がいたり、名前もわからない草も一緒に生えていたり。
黄金色の田んぼの中には、力強く小さな世界が広がっていました。
雨だったため、機械での刈り取りは見れず、残念でした。
収穫した稲穂は、子ども達が抱えて、軽トラの荷台に運んでくれました。
2往復するくらい、たくさんの稲穂を収穫できました!
泥んこになった手足は、午前中に作ったペットボトルシャワーが大活躍です。
雨の中、お疲れさまでした!
収穫の振り返り
公民館に戻って、着替えをすませたら、横山さんから収穫の振り返りです。
土壌づくり、田植えから始まり、稲の生育を振り返ります。
今日収穫しましたが、すぐに食べられるわけではありません。
この後、乾燥させて、脱穀して、精米して、やっと食べられるようになります。
次回、稲わらを使った工作の回で、収穫したお米を食べられます。
それまで、お楽しみに♪
6回目 防災講座 & 足爪の切り方と靴の履き方 & わらで工作
12月11日(日)
「田んぼを全て味わいつくす!」の最終回です。
雨天用に準備していた防災講座と、中止になった4回目の健康プチ講座(小笹寿里)も行うことにしました。
防災講座 講師:高山菜々子
隊長の高山菜々子は、日本栄養士会の災害支援スタッフでもあります。
5回開催したうち3回の昼食は、防災食を体験していただきました。
今回の講座では防災の備えとして、頭の片隅に入れておいてほしいことをお話ししました。
避難場所、情報収集の便利アプリ、備蓄食と水の保管など。
お住まいの地域によっては、水害や土砂崩れの危険性があります。
避難場所が危険なエリアなら、第二候補も決めておきましょう!
親子で確認してもらい、発表してもらったので、
きっと、いざという時には思い出してもらえるはず!
健康プチ講座「爪の切り方・靴の履き方」 講師:小笹寿里
小笹寿里さんは、ネイリストから足爪ケアの専門家になりました。
足は体の土台となるので、非常に大切です。
この講座では、親子向けに正しい足のケアについてお話しいただきました。
・子どもの爪と大人の爪
・正しい足爪の切り方
・爪トラブル
・靴の履き方と選び方 など
多くの家族は、親が子どもの爪切りをしていました。
しかし、親達は今までに爪の切り方を習ったことがない!
間違った切り方をすると、巻き爪などの爪トラブルに繋がります。
成長に合わせた正しい爪の切り方や、靴の選び方を学びました。
質問タイムでは、大人の爪トラブルについて多く寄せられました。
大人になってから困ることがよくわかりますね。
子どものうちから、正しいケアをしておこう!
わら工作「しめ縄飾り・クリスマスリース」 講師:横山太一
昔から、田んぼは米だけでなく、稲わらも日常生活の中で重要な役割をしてきました。
「無駄なものなんて1つもなく、全て活用する知恵があるんです。
それを、しめ縄づくりを通じて子ども達に伝えたい。」
っと横山さんは、この体験イベントの企画する時から、話していました。
・縄としめ縄の違い
・大人→しめ縄飾り作り
・子ども→クリスマスリース作り
しめ縄を作るコツや、わかりやすい説明の後、さぁやってみよう!
1組ずつ丁寧にレクチャーもあったので、みんな上手にできていました☆
最初はみんなゆっくりペースですが、飾り付けになると、だんだん集中して静かになっていきました。みんな真剣です!
子ども達の自由な飾りつけは天才的ですね。
各々で用意してきた木の実や葉っぱの飾りもあり、色とりどりのリースとしめ縄が完成しました!
昼食 収穫した米で白ご飯 & 鍋 担当:高山菜々子
こちらが、前回収穫した米です!
白くてキレイですね☆
作った品種は「あさひの夢」。
コシヒカリによく似た味ですが、サッパリしています。
冷めても美味しいから、おにぎりに向いている品種だそうです。
みんなで作った田んぼから、約20kgのお米ができました☆
実際に炊いて、お昼ご飯にしましたよ。
ご飯の中には、ヒエの粒も少し入っていたり、黒い粒がほんの少しありました。
カメムシにかじられた跡だそうです。
それでも、品質には何の問題もありません。
『虫が食べるくらい安全農法』ってことです。正しく知れば、安心ですね。
ちびっ子2人が、競うように白ご飯をもりもり食べていました。
鍋を何度もおかわりする子もいたよ。
家にいる時よりも食べるので、親たちがハラハラドキドキです。
みんなで食べると美味しいね。
10合炊いて、みんなでたいらげました!
みんなお腹ポンポンです。
残りのお米は、家族ごとに分けて、お持ち帰りさせていただきました。
家でも美味しくいただきましょう!
【参加者の感想】
- 米を作るのが大変だとわかった
- 無農薬にしたことで他の草と見分けがつかなかった(農薬の事が知れた)
- 子ども達が学べたのでよかった
- 田んぼをやってみたら難しかった
- リース・しめ縄作りが楽しかった
- 家族で体験できたのがよかった
- みんなと出会えてよかった
- 子どもがいつも「お昼ご飯何かな?」っと楽しみにしていた
- 子どもに自然を経験させたかったので非常によかった
- 楽しくて貴重な体験だった
- 横山さんの説明がわかりやすかった
- 今後も横山さんと繋がっていたい など
応援隊長:高山より お礼とご挨拶
この企画は、隊員からの要望がきっかけでした。
個人的には「鉄腕DASH」というTV番組が大好きで、里山体験ができるとワクワクしました。
健康応援隊は、健康ヒーロー達を応援し、みなさんの健康を応援する団体です。
親子が集まる場になるので、健康講座を通して学ぶとともに、健康ヒーロー達を知ってもらう機会にもしたいと思いました。
それが実現できたことがすごく嬉しかったです。
やってみて一番感じたのは、大人が深い学びになった事!
子ども達は、その場の楽しいを全力で感じ、飽きたらピュ〜っと他の遊びへ行ってしまいます。
でも大人達は、人生を積み重ねている分、体験一つ一つの理由や背景がおもしろく感じたし、実生活にリンクして考えることができました。
米と農家さんへのありがたみを実感できたことや、当たり前の日常は誰かに支えられている事などを知る、素晴らしい体験をさせていただきました。
また、健康ヒーロー達の協力のおかげで、最後まで実行することできました。
家族で参加してくれたり、講師やスタッフをしてくれました。
私1人では絶対にムリだった、本当にありがとう!
横山さんには、不慣れな運営にも関わらず、臨機応変に対応していただきました。
都合の良い所だけ体験させてもらった上に、最後には、立派なお米をお持ち帰りまでさせていただきました。
本当にお世話になりました!
最後に、このイベントは恩田さんが横山さんとのご縁をつなげて下さったおかげで、実現することができました。
お忙しい中、最終回にお立ち寄りいただきました。
「初めに企画を聞いた時、素晴らしい活動だと知って、お力になりたいと思いました」
とお話くださいました。
嬉しいです。本当にありがとうございました!
今年参加出来なかったご家族から、「来年参加したい」っというご要望も、すでに何組かいただいています。
参加者からは「来年は、あんな事したい、こんな事したい」っといくつか希望もいただきました。
反省点はいくつかあるけど、来年度以降も続けていけるよう、また企画しようと思います。
今年度の経験と反省を活かしつつ、隊員や協力農家さんのお力をかりながら、開催していきます。
今年一年、ありがとうございました!